日和佐の海亀

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徳島県日和佐町
大浜海岸は古くから海亀の産卵地として知られている。ここに上陸してくるのはアカウミガメという種類で、大きなものでは甲羅の長さ約1m、体重は100kgくらいある。毎年5月中旬ごろになるとこの海岸に訪れ始め、8月も終りになると姿を見せなくなる。これは水温に関係があるためで、23〜28度くらいが産卵の適温とされている。
上陸した海亀は障害物のない広い砂浜を選んで産卵する。上陸する時間は日没から夜明けまでの間で日中は見られない。海亀の卵は直径4cmくらいの球形で柔軟性があり、40分から1時間くらいの間に60個から150個くらいが産み落とされる。産卵が終わると海亀は卵を産み落とした穴の上に砂をかぶせ、また海へもどっていく。産卵された卵は50日から65日で自然ふ化し、海へ帰っていく。大浜海岸のウミガメおよびその産卵地として国の天然記念物に指定されている。
(看板引用)

