伝説の猿・猟師の墓

徳島の河川

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ここは鳴門市大谷の地。この駅の北方約四キロ、分水嶺に「猿の墓」と呼ばれる古墳があり、訪れる人が多い。その昔(今より六百有余年前)大麻山中一帯には多数の猿が棲息していた。その中の一頭の大猿が群れを率いて、度々村人に危害を加えるが、これを退治しようとする者がいなかった。そこで、このことを知った播州の猟師は、その大猿を退治し、人々の苦しみを救おうと考え、遠路はるばるこの地に来て大猿に立ち向かったがついには大猿に殺され
てしまった。この悲願を郷里で聞いた猟師の弟は、兄のかたきを討ちに来々苦心の末、遂に大猿を殺し、かたきを討つと共に村人の難儀を救った。二つの墓は、この地の合力で建てられた。「猟師の墓」には暦応四年(1341年)の碑名が刻まれている。、

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