第十堰周辺のみずべ

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この堰は、藩政期、石井町藍畑の第十の吉野川に造られた堰。対岸は板野郡上板町。寛文12年、第十と姥ヶ島の間に、徳島城の防備と船舶運送の便をはかるために、幅6間の掘抜水道の穿削がなされたが、それにより吉野川の川水は新水路に傾き、新川は漸次拡張したものの、それまで第十村から北へ流れ広戸・今切両河口へと流れていた本川は水勢が衰え、さらに潮水侵入がみられるようになり、沿岸流域の灌漑に打撃を与えた。その為寛延3年、板野郡平石村庄屋繁左衛門・大松村庄屋円右衛門が発起人となり、川筋の44箇村が第十に新川堰き止めの訴願をなした。これに対し藩は御目路見奉行猪子慮左衛門らに調査を命じ、宝暦3年に至り、幅7〜12間、延長220間の第十堰による吉野川堰き止め工事を実施した。

