切幡寺大塔

徳島の河川

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徳島県阿波市土成町

国指定重要文化財

この大塔は元、徳川家康の勧めに依り、豊臣秀吉の増進菩提のため慶長十二年(1607)豊臣秀頼が大坂・住吉大社神宮寺に建立したものである。明治初頭、同寺が神仏判然令により廃寺となったため明治六年(1874)、当山第四十五世住職天祐上人が買い受け、ここに解体移築したが同上人の時代には初重部のみ仕上がり、続いて智堪上人が二重部を仕上げ、完成に十年を要した。その特徴は五間四面にして、初重と二重との間が方形をなす大塔である。今日この形式の遺構は本邦唯一であり、国指定文化財たる所以である。
総高:24.168m

切幡寺大塔


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