青雲橋

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徳島県三好市山城町

山城町の急峻(きゅうしゅん)な地形から生まれた世界に誇るべき橋

青雲橋は、山城中学校・山城公民館と国道319号を銅山川をはさんで結ぶ取り合い橋である。2004年12月10日に完成し、長さは97m、幅員5.0m、水面からの高さは40mである。
 この橋は、正式には「自碇式吊床版構造を利用したPC複合トラス橋」といい、橋脚を設けず、両端の橋台だけでコンクリートと鉄鋼でできた橋を支える自碇(てい)式とよばれる特殊な工法をもちいている。。自動車などの重量を支える上床版と弓状の吊床版はコンクリート製で、その間に配置されたV型パイプは鉄製になっている。この形式を複合構造といい、コンクリートと鉄の長所を生かした合理的なものである。
 このような形式で人や自転車が通ることのできる橋はあったが、自動車も通れる橋は世界初である。また、自然の地形になじんだ美しい外観もこの橋の特徴の一つである。
 この青雲橋は、山間部などの急峻な地形に橋を架ける際、すばらしいモデルとして多くの技術者が参考にすることになるでしょう。

青雲橋

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