後藤先生名句記念碑

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徳島県三好市

後藤新平伯は、安政四年（１８５７）岩手水沢藩に生まれ藩校を圣て医学校に進み内務省に入る。ドイツ留学後台湾総督初代満鉄総裁桂内閣の遍信大臣兼鉄道院拓殖院総裁を始め外務大臣東京市長を歴任、山本内閣の内務大臣帝都復興院総裁を最後に大正十三年政界を引退、その後放送事業青年団育成政治倫理運動日ソ国交調整に尽された。明治四十三年（１９１０）現職大臣として高知に向われる途次、人力車を降りて大歩危の秋色を賞味され、天下一の句を残された景勝大歩危が明治の元勲新平伯によって発見され、激賞されその将来が確約されたことは偶然に似て断じて偶然ではない茲に伯を偲び、大歩危を念イ句碑を建立する。

（看板引用）