うだつの町並み

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徳島県美馬市脇町

阿波藍の集散地として栄えた脇町には江戸時代からの町並みが残されています。古い商家の面影を伝える本瓦葺き塗籠壁(ぬりこめかべ)の重厚な家々が軒を連ね、二階屋根の端には漆喰(しっくい)塗りの「うだつ」が上がっています。当時、富裕な商家ではこの「うだつ」を上げた豪奮な家を競って立てていました。富の象徴として「うだつが上る」という言葉はこのことに由来しているといわれています。うだつの町並みは昭和63(1988)年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されましたが、人々が生活しながら保存している生きた博物館として、世界に誇れる歴史的文化遺産です。

(看板引用)

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